パナソニックから発売された新しいネットワークレコーダー 「miyotto(ミヨット)」 が話題になっています。

テレビなしでも番組を楽しめる



スマホで録画・視聴ができて便利
といった声がある一方で、実際のところ使い勝手はどうなのか気になりますよね。
本記事では、
- miyottoを実際に使った人のリアルな口コミ
- 良い点
- 悪い点
- 他社モデルとの違い
まで徹底的にまとめました。
- 買って後悔したくない
- nasneや他のレコーダーと迷っている
という方にも役立つ内容になっています。
miyottoの特徴から使用感、選び方までしっかり解説していくので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
パナソニック「miyotto」とは?
パナソニックが新しく展開した、
です。
テレビがなくても番組を楽しめる新しい視聴スタイルとして注目されています。
この章では、基本的な機能や特徴を分かりやすく解説します。
miyottoの基本スペックと特徴
パナソニックが2025年11月21日に発売したネットワークレコーダー 「miyotto UN‑ST20A」 。
従来のブルーレイレコーダーとは異なり、テレビ番組を「アプリとして視聴する」発想から生まれた新製品です。
主な特徴は次の通りです。
ワイヤレスでHDMI端子がない
「miyotto」は、本体をアンテナと電源につなぐだけで、テレビやスマートフォン・タブレット等への映像出力はすべてWi‑Fi経由で行います。
HDMI端子を廃し、Netflixのように番組をアプリで見るスタイルです。
3チューナー搭載・2TB HDD内蔵
地上/BS/110度CSデジタル放送に対応する3チューナーを備え、2TBのHDDを内蔵。
録画番組は最長15倍の長時間録画が可能で、約1,920時間以上(15倍時)の録画ができます。
新設計アプリで高速操作
- Fire TV
- Android TV
- Google TV
- スマートフォン
向けに新たに開発されたアプリは、番組表の読み込みを大幅に高速化しており従来のDIGAアプリ比で40%以上レスポンスが向上。
最大6台登録・2台同時視聴に対応し、外出先からの視聴も1台まで可能です。
自動録画・推し活支援機能
指定したキーワードや特定のタレントを含む番組を自動で録画する「キーワード録画」や、1クール分を丸ごと録画する「1クール自動録画」を備え、推し活やドラマ視聴に便利です。
コンパクトで設置性が高い
- 本体サイズ:約55×214.5×147mm
- 質量:約1.2 kg
で従来のレコーダーより小型。
アンテナ分配器を使えばテレビと併用も可能ですが、HDMI端子がないためテレビで視聴する場合は、Fire TV Stickなどを別途用意する必要があります。
外付けHDDによる拡張
市販のUSB HDDを接続して容量を拡張できます(最大8TBまで)。
録画番組をDIGAレコーダーに移動してBlu‑rayに保存することも可能です。
miyottoはどんな人におすすめ?
パナソニックのmiyottoは、こんな人におすすめです。
テレビを置きたくない・スマホやタブレット中心の人
miyottoは、Wi‑Fi経由で視聴するためテレビを持たない生活にピッタリ。
コンパクトな本体だけで録画・再生ができ、番組はスマホやタブレット・Fire TVなどで視聴できます。
複数の端末で視聴したい人
最大6台登録、2台同時視聴に対応しており、家族それぞれが好きな端末で録画番組を見られます。
外出先からも1台で視聴できるため、通勤・通学中の視聴にもとても便利です。
推し活やドラマの一括録画をしたい人
1クール自動録画やキーワード録画により、好きなアーティストや番組を逃さず録画できます。
TVerのような配信サービスと違い、配信期限を気にせず視聴できる点もポイント。
テレビ番組をSNS・動画配信の感覚で楽しみたい人
専用アプリは、Netflixなどの動画配信サービスに近い操作感で番組検索や予約が直感的にできます。
またアプリ上で視聴ランキングを表示し、人気番組をチェックできる機能も。
口コミから分かるmiyottoのリアルな評価
実際に使った人の感想から、miyottoの強みと弱点がハッキリ見えてきます。
良い口コミと悪い口コミを分けて、ユーザーの本音を詳しくチェックします。
miyottoの悪い口コミ
こんな悪い口コミ・気になる口コミが目立ちました。
HDMI端子がなく直接テレビにつなげない
本体にはHDMI出力がないため、テレビで見るにはFire TV StickやChromecastなどのストリーミング端末が必要。
リビングの大画面テレビに直接つなぎたい人には不便との指摘があります。
ただし、スマートテレビなら、ストリーミング端末は不要です。
アンテナ分配器などが必要
レコーダーにはアンテナ入力1系統しかなく、他のテレビと併用する場合は分配器やケーブルの追加が必要。
専門用語に不慣れな人にはハードルになるという意見もありました。
2TBでは足りないという声も
15倍録画で大量に保存できるとはいえ、録画マニアからは「2TBでは心許ない」というコメントもあり、外付けHDDでの増設が推奨されていました。
価格が約55,000円と、nasneなどの競合より高めな点もネガティブ要因として挙がっています。
同時視聴台数が2台まで
登録できる端末は6台ですが、同時に視聴できるのは最大2台(宅外視聴は1台)に制限されます。
家族全員で同時視聴したい場合は不便という声も。
Blu‑rayへの直接書き出しは不可
miyottoには光学ドライブがないため、番組をディスクに焼くにはDIGAレコーダーなど別の機器が必要になります。
miyottoの良い口コミ
次にmiyottoの良い口コミを見ていきましょう。
アプリの操作がとにかく速い
体験者の多くが「番組表の読み込みや番組の切り替えがサクサク動く」と評価。
従来のDIGAアプリより約40%速くなった新アプリのレスポンスが好評で、YouTuberのさがらごうち氏も、
と述べています。
設置が簡単で配線が少ない
電源とアンテナ線の2本だけで設置できるため、部屋にレコーダーを置くスペースが少なくても大丈夫。
複数のテレビやモニターにアンテナ線を引く必要がない点が評価されています。
3番組同時録画が便利
地上・BS・CSの3波に対応した3チューナーを備え、裏番組までしっかりと録画可能。
TVerの見逃し配信のように配信期限に縛られないため、推し活ファンからも支持されています。
外出先からも快適に視聴
新アプリは、外出先からのリモート視聴にも対応しスマホから録画予約や視聴ができます。
視聴台数は同時2台(リモートは1台)ですが、家族や個人利用なら十分との声が多いです。
推し活・ドラマファンに使いやすい機能
好きなタレント名や番組名を登録すると、自動で録画してくれるキーワード録画が便利。
1クール自動録画では、全話をまとめて録画できるためドラマやアニメ視聴に重宝します。
ユーザー満足度の傾向とSNSでの反応
発売当初から話題性が高く、SNSでは「テレビがアプリになる」というコンセプトや推し活向け機能に共感する投稿が多いです。
特に20〜30代の若い世代からは、
- TVerやNetflixと同じ感覚でテレビが見られる
- 部屋にテレビがなくてもOK
と好評。
一方で、価格の高さやHDMI非搭載を指摘する声もあり、購入前に用途をしっかり検討すべきという意見も見られました。
口コミを活かした後悔しない選び方
口コミから、このような基準で考えるといいかもしれません。
スマホ中心生活で推し活を楽しみたい人
miyottoが最適。
場所を選ばず番組を視聴でき、推しが出演する番組を自動録画できるのは他社製品にはない魅力です。
コスパ重視でシンプルな録画機能だけ欲しい人
価格が安く拡張性の高い「nasne」や「REC‑ON」などを検討するといいです。
nasneはシングルチューナーですが操作性に優れ、外付けHDDで最大8TBまで増設可能。
REC‑ONは、USB HDD追加でトリプルチューナーとして使えますが、リモート視聴や録画中の制約があります。
家族で大画面テレビを中心に使いたい人
HDMI端子を備えたブルーレイレコーダー(DIGAシリーズ)やREC‑ONなど、テレビに直結できる機種の方が後悔しにくいです。
miyottoは、テレビ視聴の形をアップデートしスマホ中心のライフスタイルに最適化されたネットワークレコーダーです。
自分の視聴スタイルと照らし合わせ、メリットとデメリットを理解した上で選ぶことが、満足度の高い買い物につながります。
miyottoは本当におすすめ?他社製品との比較
miyottoは他のレコーダーと比べてどうなの?
という疑問を解消していきます。
人気モデルと比較しながら、選ぶべき理由や注意したいポイントを整理しました。
同価格帯の人気モデルとの違い
| 製品 | チューナー数・録画方式 | メリット | デメリット | 適したユーザー |
|---|---|---|---|---|
| パナソニック miyotto UN‑ST20A | 地上/BS/110度CSデジタル3チューナー内蔵、2TB HDD(15倍録画)、Wi‑Fi接続 | アプリのレスポンスが速く、3番組同時録画や1クール自動録画が可能。 スマホやFire TVで視聴でき、外出先からも視聴可能。 | HDMI端子がなくテレビに直接つなげない。 内蔵HDDは2TBで不足を感じる可能性。 価格が高め。 | テレビを置きたくない人、推し活やドラマをまとめて楽しみたい人、スマホ中心の生活者。 |
| バッファロー nasne NS‑N100 | 2TB HDD内蔵・シングルチューナー。外付けHDDで最大8TBに拡張可。 | torneアプリの操作性が優れており、スマホやPS5・PS4でも軽快に操作できる。 外付けHDDで最大6TB(合計8TB)まで増設できる。 価格が約3.7万円と手頃。 | チューナーが1つなので同時視聴や裏番組録画ができない。4K/8K放送に非対応。 PS3や一部アプリとの連携ができない。 | コスパ重視でシンプルにテレビを録画したい人。 PS5を持っている人やtorneアプリに慣れている人。 |
| I‑O DATA REC‑ON HVTR‑BCTX3 | チューナー3基(外付けHDD必須)。USB HDD追加で3番組同時録画が可能。 有線LAN接続・HDMI出力あり。 | 本体価格約3.3万円とリーズナブル。USB HDDは最大6TB対応で録画時間を自由に拡張できる。 NASへ直接録画やダビングが可能。 | HDD別売のため導入コストがかかる。USB 3.0でないと3番組同時録画ができない。 3番組録画中はライブ視聴が制限される。 リモート視聴の操作がやや煩雑で、アプリ登録に手間がかかる。 | テレビとHDMI接続して録画・視聴したい人。 コスパ重視でNASへの録画やダビングを活用したい人。 |
| ピクセラ Xit AirBox XIT‑AIR50 / AIR110W | liteモデルはシングルチューナー(地デジのみ)、AIR110WはダブルチューナーでBS/CS対応。 外付けHDD最大2TB。 | 本体が非常に小型で価格も1〜2万円と安価。 Wi‑FiでスマホやPCから視聴でき、アプリで番組表や録画予約が可能。 外出先からのリモート視聴にも対応。 | シングル/ダブルチューナーなので裏番組録画や同時視聴には向かない。 アンテナ分配器が必要で、設定にはPCやアプリのインストールが必要。 | 手軽にテレビをワイヤレスで見たい人、録画は少なめで十分な人。 家族でテレビを取り合うのを避けたい人。 |
miyottoを選ぶべき理由と注意点
前項の比較表を見ても分かる通り、miyottoはかなり魅力的です。
miyottoを選ぶべき理由と注意点もチェックしてみてください。
選ぶべき理由
miyottoを選ぶべき理由には、このようなものがあります。
番組表が高速に読み込まれ、検索もスムーズ。
1クール自動録画やキーワード録画など、配信サービスでは実現しにくいテレビ番組の一括保存ができる。
レコーダーを置くスペースやテレビアンテナの配線を気にせず使える。
学生や一人暮らし、スマホ中心の生活者にとって「テレビがアプリになる」メリットは大きい。
nasneは単独では1番組しか録画できないが、miyottoは3つ同時録画が標準で利用できる。
配信期限を気にせず保存できるため、推し活やドラマの保存用に向く。
注意点
次にmiyottoの注意点を挙げておきます。
大画面で見る場合は、Fire TV StickやChromecastが必要。
テレビ中心の生活には、DIGAなどのブルーレイレコーダーの方が使い勝手が良い。
ただし、スマートテレビならFire TV StickやChromecastは不要。
競合のnasneやREC‑ONより価格が1〜2万円高く、HDD容量も2TB。
録画番組が多い場合は、外付けHDDの追加が前提になる。
視聴できる端末は最大2台(リモートは1台)で、大人数で共有する家庭では制約になる。
miyotto購入前にチェックしたいポイント
miyottoを購入する前に、以下のことを再確認しておきましょう。
視聴スタイル
スマホやタブレットでテレビを見る機会が多いか、大画面テレビでの視聴が中心かを確認。
テレビ中心の場合は、DIGAやREC‑ONなどHDMI対応機種の方が適しています。
録画量とHDD拡張
推し活やドラマの一括録画で容量が不足する場合は、外付けHDDを用意できるかを検討した方がいいです。
2TBでは足りないと感じるなら、NASなどの代替案も。
ネットワーク環境
自宅のWi‑Fiが安定しているか、外出先でも通信量に余裕があるかを確認。
リモート視聴は、通信料がかかるため料金プランにも注意したいところです。
まとめ
miyottoは、従来のブルーレイレコーダーの枠を超え、テレビ番組をスマートフォンやFire TVなどで楽しむ
特徴としては、
- 3チューナー
- 2TB HDD
- 長時間録画機能
- キーワード録画などの充実した機能
- アプリのレスポンスが非常に速い
- 番組検索や録画予約が快適に行える
があります。
他社製品とも比較して、メリットがあなたにとってたくさんあると思えるなら、パナソニックのmiyottoはとても便利なアイテムになること間違いなしです。











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