エアコンを量販店で買う落とし穴！安く手に入ったと喜ぶのも束の間まさかの…

エアコンは様々なところで売っていますが、どこで買えばいいのか悩みますよね。

少しでも安くお得に買おうと、ネットから実店舗まで隈なくチェック。

と喜んでいる人は、もしかしたら我が家のような落とし穴にハマるかもしれません。

エアコンを量販店で安く買えて喜んでいた、とある日

と、こんなことがあったんです。

・どういうこと？
・こんなことあるの？

理由を聞いてみると、こんな内容でした。

エアコンを量販店で買った落とし穴

ルンルン気分で待っていたエアコン取り付け日。

業者さんがきて早々、

はぁ～！？

なにそれ？

どういうこと？

理由は、

・隠蔽配管
・圧着配線
・ダイキンのエアコンは特殊
・古い建物は簡単に穴を開けられない

など、ほとんどが初めて聞くことばかり。

そんなの素人のこっちにはわかんねーよ

と思いつつ、1つ1つ丁寧に説明してくれました。

初めて聞いた言葉

初めて聞いた言葉や内容は、このようなことでした。

隠蔽配管

「インペイハイカン」と呼びます。

漢字の通り、エアコンと室外機を繋ぐ配管が壁の中に埋め込まれて設置する方法。

この図は部屋を上から見た状態です。

我が家の場合は、こんな設置場所だったんです。

配管は、壁の中を通って室外機に繋がっていたんです。

ちなみにこちらの図は、通常の配管になります。

圧着配線

何本もの電線同士を圧着端子で接続したもの。

今ついているエアコンを取り外さないと、接続配線がどうなっているのか見れないので、我々素人では分かりません。

ダイキンのエアコンは特殊

我が家の故障したはエアコンはダイキン。

ダイキンのエアコンは、センサーを送る銅線が短いとのこと。

この銅線が短く切られていると、他のメーカーのエアコンには届かないので、延長工事がその業者では「できない」と言われました。

そんなの知らねぇーよって感じです。

隠蔽配管で設置できたとしても水漏れの恐れ

隠蔽配管ができたとしても、水漏れの恐れがあると言われました。

理由は、

との説明でした。

古い建物は簡単に穴を開けられない

隠蔽配管を使わない方法もあるようです。

それは、

エアコンの設置場所は今の場所で配管だけ外に面している壁に穴を開ける

方法ならできるとのこと。

ただ、

古い建物だとアスベストの問題が出てくるので調査が必要になってくる

と言われました。

まさに、そんなの知らねぇーよです。

なんだよそれ！そんなの知らねぇーよ

これらの説明を受け、まさにそんなの知らねぇーよ状態。

そんな隠蔽配管とか、まして圧着配線なんてエアコンを取り外して中を見ないと分からない。

素人の我々が知れるはずもありません。

その時に来た業者さんは丁寧に1つ1つ説明してくれましたが、結局

と言われました。

と聞かれ、

と質問。

その業者の提案は、

の、どれかかがいいかという返事。

でも、

・隠蔽配管でそのまま設置するなら水漏れをする可能性がある
・配管の穴を開けるのにアスベストの検査が必要
・圧着配線でもできる業者

など、

我が家の条件でできる業者はそんな簡単に見つかるのか？

という疑問が。

とりあえず一度白紙に戻そうと決断し、全てキャンセルをお願いしました。

その場でエアコンを買ったホームセンターに電話をしてくれ、キャンセルの手続き。

業者さんは、そのまま購入したエアコンを持ち帰っていきました。

もちろん1円もかかっていません。

量販店でエアコンをキャンセルした時の面倒くささ

次の日、エアコンを購入したホームセンターに電話。

昨日の業者さんとのやりとりを説明し、返金はどうするか尋ねました。

購入した時にクレジットカードで決済したのですが、ホームセンターからは、

とのこと。

めんどくせぇ～

返金のためにわざわざ行くのかよ。

まさに実店舗で買うとこんなことがあるんですね。

二度手間になるのでご注意ください。

キャンセル時は返金手続きをするために再度購入した店に行かないといけない

取り付けができる業者を何件も探すハメに

安いエアコンに飛びついた喜びも束の間。

こんな結果になるとは、誰が予想できたでしょう。

みんなこのぐらいの知識はあるんですかね！？

ホームセンターで購入する際も、店員さんに色々質問して説明を受けたのに、

・隠蔽配管はできない
・ダイキンのエアコンの後は銅線の長さが短いから他のメーカーは無理

だとかの説明をしてくれなかった。

業者が来てからできないってなしだと思いませんか？

でも、業者ができないというからにはできる業者を探すしかない。

もう次の日から電話をしまくり探しまくりました。

最初に聞いた説明のおかげで、我が家の設置する状況が少し理解できたので

・隠蔽配管
・圧着配線
・ダイキンのエアコンが付いている

をキーワードに電話で問い合わせ。

3件ほどできないと断られ、４件目でやっと「できますよ」といってくれるところが見つかりました。

やっと見つかった親切な業者

「できますよ」

という言葉に神様！と思うほどありがたみを感じました。

その業者はこちら。

電話をすると家の近くの業者さんに繋がります。

また電話に出たその人が、びっくりするぐらいとても親切に相談にのってくれました。

我が家の状況でもできると返答

今までの状況を全て話し、

・隠蔽配管
・圧着配線
・ダイキンのエアコンが付いている

をキーワードに質問。

の返答が。

その時に、新しいエアコン本体を入れた見積もりも電話で大体の金額を教えてくれました。

見積もり無料で見にきてくれた

電話では、とりあえず実際に現場を見せてくださいとのこと。

来るだけで出張代とかの費用はかかるか質問したところ

との返答。

こちらは藁にもすがる思い。

たいていの業者は来るだけで出張費だ、見積もり代だ、とかかるところが多いですが、実際にきてもらい色々見てもらいましたが、1円もかかりませんでした。

隠蔽配管だと同じ問題が

見に来た際に言われたのが、前回の断られた業者と同じ意見。

それは

隠蔽配管をそのまま使うと水漏れの恐れがある

とのこと。

と言われました。

最初は普通に使えても、「1、2年後に水漏れや冷えなくなる」などの可能性があるとも。

我が家でも壁に穴を開けられることが可能

それならば配管だけ穴を開けるのがベスト。

でも前回断った業者には、

古い建物はアスベストの関係で穴を開けられれない

と言われたばかり。

それをそのまま話したら、

最近そういう決まりができたんですよ。でもうちはやれますよ。

とのこと。

なるほどね。

やっぱりそうか。

と納得。

結果、できるとのことで配管の穴を開けて設置してもらう方向になりました。

エアコン本体も格安にゲット

見積もりを出してもらう際に、

・エアコン本体は個人で買って、取り付け・取り外しの工事だけする
・エアコンもこちらで用意して全てやる

の、どちらでもいいとのこと。

全て込みならエアコン本体も少しでも安いものを提供できる

と言われたので、全部任せてやってもらうことにしました。

エアコンは、富士通製の新品エアコンで￥50,000。

使えればいいやぐらいの気持ちなので、格安にゲットできたと思います。

トータルは多少高くなったが無事設置できた

全てお願いする形で見積もりを出してもらいました。

見積もりが出てびっくり。

全て込み込みで150,000円！

穴あけ代やら補強する手間やらホース代やらなんやかんやでの値段。


たけぇ～

でも取り付けられる業者がほとんど見つからないしなぁ～。


と考えていたら、

とのこと。

それで出せれた見積額が、

税込みで135,000円

でした。

それでも高いですが、無事に穴を開けて配管まで新しくなるので、安心して長く使えると思いそれで成立。

これが高いとみるのか低いとみるのか賛否両論あると思います。

我が家では何件も電話をして断られてばっかりだったので、とりあえず設置できるということで安心しました。

エアコンを量販店で買う際に注意すべきこと

今回学んだことは、

まさかエアコンの買い替えだけでこんなことになるとはビックリした！

ということ。

エアコン本体の金額を、少しでも安くというところにしか目に入ってなかったです。

でも設置する条件でこんなことになるとは予想もできませんでした。

これからエアコンを買い替える人は、こんなところに注意するといいかもしれません。

取り付け場所の確認を

取り付け場所の確認は、頭に入れておいた方が絶対にいいです。

今回僕も初めて知りましたが、隠蔽配管は業者によって取り付けるのを断るところが多いようです。

取り付けるにも手間と時間がかかり回転率が上がらないので、

量販店と提携している業者は、できても「できない」と言うところが多い

とも聞きました。

まさに量販店で買った時の落とし穴です。

隠蔽配管でなければ、問題はだいぶ減りますが。

買う前に量販店に確認を

業界の話を聞くと、どうやら量販店と提携している業者さんは、一般的には面倒な工事はやらないところが多いようです。

さっきも書きましたが、繁忙期は特に回転率を上げて売り上げているので、基本的な工事で数をこなすところが多いとのこと。

我が家のような隠蔽配管は、設置も一般的なものより時間も手間もかかるので、「できない」と言うところが多いようです。

量販店でエアコンを買う際には、我が家のような特殊なケースの場合は、

業者が設置できるか確認する

ことを忘れないでください。

確認せずに設置当日に業者から断られたり、想像以上に工事費用が嵩むと、我が家のように落とし穴にはまってしまいます。

提携している業者は一般的に基本的な工事しかやってない

量販店と提携している業者は、一般的には基本的な工事しかやっていません。

今回色々調べまくり、実際に業者と話して見えたのが、

・量販店はエアコンを売る場所
・工事はまた別の話

ということ。

この写真を見てください。

1番最初にホームセンターで買った際に、売り場に貼られていた工事の説明パネルです。

購入を決める前にこのパネルを見て確認しました。

この時は「隠蔽配管」なんて言葉も全く知らなかった時。

でも今こうやって見返してみると、この部分に「隠ぺい、屋根裏は別途費用が加算されます。」と書かれています。

この時は店員さんを呼び、工事についてこのパネルを見ながら1つ1つ確認しました。

それにも関わらずエアコン設置当日に業者から、

「我が社ではできない」

と門前払い。

こんな酷いことありますか？

素人が、「隠蔽配管」やら「圧着配線」なんて言葉は全く知らないし、できないの対応はあまりにもひどすぎる。

この記事を読んでいる方は、我が家の失敗を教訓に、

ぐらいのことは、購入前に確認することをおすすめします。

細かなところまでチェックする

エアコンの買い替えなら、一般的にエアコン本体代意外に

・取り外し代
・取り付け代
・処分代

はかかります。

また販売店によっては送料がかかるところも。

有名なネットショップなど、よく大きな文字で

下取り50,000円割引でこの価格！

みたいに見せて、

お得だ！

って飛びつきそうになりますが注意です。

よーく下の方の小さい注意書きを見ると、

・送料いくら
・処分代いくら

などが、別途かかりますと書かれています。

また工事に関しては、別途追加工事費が必要とも書かれています。

ここを見落とさないように注意してください。

まとめ

いやぁ～本当に今回の件は参りました。

エアコンの買い替えでこんなことが起きるなんて。

隠蔽配管なんて厄介ですね。

特にこれからエアコン業者は繁忙期に入るので、

我が家のような面倒なところは門前払いをするところが多い

印象を受けました。

それでも我が家のような特殊なケースで、夏前に買い替えたいと思う方は、

量販店より業者に直接エアコンも含めて頼んだ方が結局はスムーズ

と、個人的な感想ですが思います。

ちなみに我が家が頼んだ業者はこちら。

見積もりを無料でしてくれるので、不安な方は1度相談してみてはいかがでしょうか。