水流で口のケアをできるジェットウォッシャー。
僕は長年愛用していますが、なんと歯周ポケットが4mmから3mmに改善されました。
歯科衛生士からもびっくりされるほどだったのですが、ジェットウォッシャーを正しく使えるとそんな嬉しい効果も出てきます。
この記事では、歯科衛生士にも教えてもらって実践した、
をご紹介します。
ジェットウォッシャーをうまく使えないと思った、とある日




ジェットウォッシャーは歯と歯茎を綺麗にできますが、使いこなせるまでにはある程度のコツが必要です。
使い始めは、ほとんどの人がこのようなことになってしまいます。
僕もそうでした。
「何これ!?」
「使い方ムズッ!」
って。
でも、コツさえ掴めばすぐに使いこなせるようになります。
毎晩使っていますが、上手にこなせるようになると、こんな嬉しいことも起こります。
歯周ポケットが4mmから3mmに改善

歯周病に大きく影響する歯周ポケット。
歯周ポケットは浅いほど歯茎の健康状態が良く、深くなると最悪歯が抜け落ちてしまいます。
歯はもちろん歯茎も健康に保つことは欠かせません。
個人的なことですが、先日歯医者に行き4mmあった歯周ポケットが3mmに改善したことがわかりました。
通っている歯医者さんは、毎回歯周ポケット検査をしてくれ「歯周診断書」をもらえます。
こちらは2020.1.25のもの。

そしてこちらが2024.7.29のもの。

4年で歯周ポケットが、4mmだった5本の歯が全て3mmになりました。
歯科衛生士さんには
「何かケアを変えましたか?」
と聞かれるほどびっくりされたのですが、やってきたことはいつもと変わらないケア。
それが正しかったという結果だと喜びました。
一応、普段やっているジェットウォッシャーの使い方を歯科衛生士さんに話したら、正しい使い方と認定をいただけました。
その正しいジェットウォッシャーの使い方のコツをシェアしたいと思います。
ジェットウォッシャーの使い方のコツ

ジェットウォッシャーを使うのに慣れるまでは、最初の数回はうまくいきません。
すぐに慣れるので、ジェットウォッシャーの使い方のコツを参考にしてみてください。
ジェットウォッシャーはいつやる
ジェットウォッシャーは、歯磨きタイムの時に一緒にやるのが理想です。
歯磨きの前がいいのか後がいいのかは、僕も専門医ではないのでいつも通っている歯科衛生士さんに聞いてみました。
答えは歯磨きの前がいいそうです。
最初に口に水を含んで、数回ぶくぶくしてゆすぎ、大きな食べかすを取り除きます。
その後に
①ジェットウォッシャー→②歯磨き
の順番。
念入りにやりたい方は、ジェットウォッシャーと歯磨きの間に、歯間ブラシやフロスをやってもいいです。
ただジェットウォッシャーをやるとほぼ食べかすが取れるので、僕はジェットウォッシャーと歯磨きのコンビだけで長年ケアをしています。
歯と歯茎の間を沿うようにあてる
ジェットウォッシャーのあてかたは、歯と歯茎の間を「Uの字」に1本ずつあてていきましょう。

このように歯の縁に沿ってやっていきます。
奥から前へあてていく
ジェットウォッシャーをあてる順番は、奥の歯からやっていくようにしましょう。
奥歯を前歯より後にすると、食べかすが出てきて前歯についてしまいます。
掃除の要領と一緒ですね。
埃を考えると上から下にやります。
その感覚です。
表をやったら裏も同じように
表の歯をやったら、もちろん裏の歯もやるようにしましょう。
同様に「Uの字」で1本ずつ丁寧にやります。
裏側は表の歯をやるよりも、感覚を掴むまで時間がかかりますがすぐに慣れます。
歯間の三角地帯もしっかり除去

イラストの三角マークの部分は、歯間ブラシを使う時などに当てる部分。
この三角地帯にも、しっかりとジェットウォッシャーの水が通るよう丁寧にやる意識で。
水が飛び散らないコツ
ジェットウォッシャーを初めて使うと、必ず水が周りに飛び散ります。
飛び散らないようにするコツは、口を少し半開きにして前屈みでやること。

このように洗面台の上で下を向きながらやるといいです。
慣れれば半開きをした口からまとまった水が流れ落ちていくので、飛び散らずに上手にできるようになります。
またジェットウォッシャーを始める前には、ノズルの先端を口に入れて歯に触れてから、本体のスイッチを入れるようにしましょう。
先にスイッチをオンにしてしまうと、水があっちこっちに飛び散ってしまいます。
おすすめのジェットウォッシャー
ジェットウォッシャーにはかなりの種類があり、どれを選んでいいか悩みます。
僕は今まで4種類のジェットウォッシャーを使用してきて、現在使用しているものがかなり使いやすいと実感。
おすすめのジェットウォッシャーはこちらです。
おすすめは【Supika ジェットウォッシャー】

おすすめのジェットウォッシャーは
【Supika ジェットウォッシャー】
というもの。
今までいろんな形のものを使ってきましたが、「Supika ジェットウォッシャー」は1番使いやすいです。

【Supika ジェットウォッシャー】の仕様

製品サイズ | 高さ24cm x 幅3.5cm x 奥行3.5cm |
---|---|
本体重量 | 約150g |
水圧調整機能 | 3段階調整 |
防水規格 | IPX7 |
連続使用時間 | 約1時間(5分後に経過に自動OFF) |
電池タイプ | 内臓式リチウムイオン電池 |
電池容量 | 1500mah |
充電方式 | 非接触充電 |
充電時間 | 15時間(ゼロからフル充電まで) ※非接触充電のため時間がかかります |
【Supika ジェットウォッシャー】のおすすめポイント
どんなところがおすすめなのかご紹介します。
充電式

充電式なので電池交換やコンセントから電源をとることが不要。
我が家では「Supika ジェットウォッシャー」1台を、僕と妻で共有して1日1回ずつ使っています。
もちろんノズルは2本付属しているので、使い分けています。
それぞれ3分前後使用するので、1日の稼働時間は合計2回で6分前後で、充電は約20日ぐらい持ちます。
1回の充電でこれだけ持つのはかなり楽です。
また家族3人以上で使いたい方は、ノズルだけのバラ売りをしているので本体1台でみんなで使えます。

コードレス
コードレスも大きいですよね。
歯と歯茎にあてるジェットウォッシャーの使用は、いろんな角度になるので煩わしいコードがあるとやりにくくなります。
またコードレスだから、お風呂で使用できるのも大きなポイントです。
汲み上げ式
「Supika ジェットウォッシャー」は、水を貯めているコップにホースを入れて汲み上げる方式。

これはかなり大きなポイント。
過去にいろんな形状のものを使ってきましたが、本体に直接水を入れるタイプは補充した水の分重くなり、片手でやるのに少しストレスを感じます。
また本体のタンクの容量によっては、途中で水を補充し直さなくてはいけません。
- 補充した水の分だけ重くなる
- 片手でやるのにストレスを感じる
- タンクの容量によっては途中で水を補充しなくてはいけない
そういう点で言えば、コップの水から汲み上げる方式はかなり便利です。
軽量でコンパクト
汲み上げ式だから、本体に水を貯めるタンクがない分軽量でコンパクト。
重量はわずか150g、大きさは24cm。
女性でも、高齢の方でも軽々と使えます。
片手で使うものだから、軽量でコンパクトなのが1番使いやすいです。
持ち運びにも最適
「Supika ジェットウォッシャー」には専用のケースも付属。


このようにかなりコンパクトに収まるので持ち運びも楽々。
家用と持ち運び用の2台持ちもいいですよね。
コスパがいい
こんな軽量でしっかりと汚れを洗い落とせて、1万円を切るのはかなりお得。
1万円以上のものも多くあるジェットウォッシャーの中では、これだけの機能とデザインはコスパがかなりいいのではないでしょうか。
歯周ポケットが改善できたいつもやっている3つの習慣

冒頭でも触れましたが、僕は4mmの歯周ポケットが3mmになり歯科衛生士さんにびっくりされました。
「何か特別なことはやっているのですか?」
と聞かれたほど。
長年やってきたのは、この3つの習慣だけです。
ジェットウォッシャー

食後は歯のケア。
まずは軽く口をゆすいだら、ジェットウォッシャーを歯の1本1本丁寧にかけています。
使用してもらうとわかるのですが、ジェットウォッシャーをあてると、口の中からこれでもかというぐらい食べカスが出てきます。
洗面台の上に、食べカスがいっぱい出てくるのを見ているとかなり気持ちいいですよ。
口からザリガニ

ジェットウォッシャーを使うと、「口からザリガニが出てくる」と言います。
例え話ですが、ジェットウォッシャーをかけることにより、歯周ポケットの汚れや細菌が一気に流れ出てきてその匂いがザリガニの匂いということです。
最近は歯と歯茎の状態はかなりいいので匂いは全くしませんが、やり始めた頃を思い出すと
「確かに…」
ということがありました。
ザリガニというか亀を飼っている水槽の中の匂いのような。
歯周ポケットが汚れている方は、初めてジェットウォッシャーを使用した際には、こんな経験をするかもしれません。
電動歯ブラシ

ジェットウォッシャーを使用した後は歯磨き。
手で磨くとどうしても磨きにムラができるので、電動歯ブラシで磨いています。
30秒ずつタイマーがついていて、「30秒x4」で電源が切れるタイプを使用。
これはかなり便利な機能です。
このように歯を4ブロックに分けると

バランスよく全ての歯を磨くことができます。
ちなみに僕が使っている歯ブラシは、以下の記事で紹介しています。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

定期的な歯医者でのメンテ
毎日のジェットウォッシャーと電動歯ブラシのデンタルケアに加え、3~4ヶ月に1度歯医者に通っています。
理由は、個人のケアでは完全に歯の汚れを除去できないから。
除去できない歯垢や歯石が原因で、虫歯や歯周病の原因になります。
きれいな歯や歯茎を保つなら、歯医者さんでの定期的なメンテも大事です。
ちなみに歯垢や歯石をとるのは全く痛くなく、逆に気持ちいいぐらい。
僕は毎回寝てしまうほどです。
まとめ

ジェットウォッシャーの使い方のコツを掴めば、すぐに慣れます。
最初はあたふたするかもしれませんが、2~3回もすると上手に使えるように。
ジェットウォッシャーのおかげで歯周ポケットが改善されたかは分かりませんが、歯茎にとっていいことは確か。
しっかりと汚れを落とせ歯茎に適度なマッサージ効果もあるので、歯磨きと一緒に使用することをおすすめします。

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